Specialized Medical Institution
Cooperation Pharmacy
専門医療機関連携薬局とは
2021年8月より、特定の機能を持つ薬局を都道府県知事が認定する制度がスタートしました。
その制度のひとつである「専門医療機関連携薬局」とは、専門的な薬学管理が必要な患者さんに対して、他の医療提供施設(病院、患者さまのご自宅近くの薬局など)との密な連携を行いつつ、より高度な薬学管理や、高い専門性が求められる特殊な調剤に対応することができる薬局のことです。一定の要件を満たした薬局が、各都道府県知事から認定されます。
2023年現在、「がん」治療に対する高い専門性を持った薬局がこの認定を受けています。
専門医療機関連携薬局の特徴
専門性の高い薬剤師
がんに対する専門的な知識を持った薬剤師を配置し、外来通院で抗がん剤治療を受けられている患者さんに対して、薬剤師がフォローアップする体制を整えています。
医療機関との密な情報共有
地域の医療機関に勤務する薬剤師その他の医療関係者に対し、あじさいネット等を活用し患者さんの薬剤等の使用情報について随時報告・連絡できる体制を整備しています。
安心して相談していただくための設備
座って服薬指導を受けていただける個室などプライバシーの確保に配慮し、手すりやスロープなど、高齢の方、障がいのある方が円滑に利用できる設備を整えています。
安定的に薬剤等を提供する体制
営業時間外の電話相談に対応できるよう、また地域の薬局と連携し、がん治療に必要な医薬品や麻薬などを速やかに調剤できる体制を整えています。